湿布のつかいかた

2022.10.17

湿布のつかいかた

多くの人が一度は湿布を使ったことがあると思います。

 

この湿布ですが、ツライところに貼ると

身体を楽にしてくれますよね!

 

僕も学生時代、運動部の合宿の時に湿布を貼った際

驚くくらい筋肉痛を和らげてくれたのを覚えています。

 

そんなありがた~い湿布ですが、痛みを抑えてくれますが

症状を治す効果はないことはご存知でしょうか?

 

身体にダメージを受けると炎症物質が発生します。

これが痛みの原因なのですが、湿布の消炎作用で

痛みを和らげてくれるんです。

 

なので患部を修復してるわけではないけど

楽にしてくれるということなんですね。

 

じゃあ、湿布はどう使えば効果を最大限に利用できるのか。

 

湿布にはヒンヤリする湿布(冷湿布)とポカポカする湿布(温湿布)の

2種類あります。

 

冷湿布はぎっくり腰や捻挫など、強い痛みがある場合に最適です。

ただ、冷湿布は冷感だけで実際に冷やす効果は皆無なので、

アイシングが必要な時は氷や保冷剤を使いましょう。

 

一方、温湿布は筋肉のコリや鈍痛に対して用いられます。

ただ、暖めるのが目的ならホットパックなどが有効なので

使い分けてみてくださいね。

 

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副院長 本木 聖二